コレクション: メゾン・ヴァントナック

フランス - ラングドック

【シンプルでピュアなカバルデス本来の味わい】

2011年、オリヴィエとステファニー・ラメ(ステファニーの両親が1973年に設立)により継承されたメゾン・ヴァントナックは、カルカッソンヌの街を見下ろすカバルデスの中心に位置し、ピレネー山脈に面した130haのブドウ畑を所有しています。

貴族的な神格化されたようなワインを造ることとはかけ離れており、誰にとってもシンプルに飲みやすいワインを造ることを目指しています。その実現のため、出来る限り単一品種でワインを造るようにしています。 AOCカバルデスの規定では、国際品種カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、メルローを併せて40%以上、南仏地方系品種グルナッシュ、シラーを40%以上をブレンドしなければなりませんが、ヴァントナックは単一品種にすることでシンプルかつ直接的に、ワインのアイデンティティを表現します。

ワインメイキングについては、シンプルに良いブドウとそれに適した土壌、そして土着酵母があればよいと考えています。

ヴァントナックの畑には石灰岩の鉱脈が地中に横切っており、塩味、ヨード、チョーキー(白亜)のニュアンスがワインに現れます。また土着酵母が有機的に活動するよう、収穫時に亜硫酸は添加しません。

醸造は白とロゼにはステンレスタンク、赤ワインには大半はコンクリートタンクを使用、あるいは様々なサイズ(160L、530L、1,600L)のテラコッタの槽、またごく僅か20hLの木樽を使用しますが、好奇心の赴くまま、様々な方法で実践しています。また醸造時にも亜硫酸は無添加です。

これらの実践により、カバルデスのワインは本来ピュアでフレッシュであるということを、強く主張しているのです。