コレクション:
Valencia
バレンシア
地中海に開かれた港町として、千年にわたりワインを世界へ送り出してきたバレンシア。
オレンジ畑と米どころの印象が強いこの地の内陸には、標高900mに達する高原の畑が隠れています。
ウティエル・レケーナの主役は、土着の黒葡萄ボバル。
かつてバルクワインの原料と見なされたこの品種は、樹齢を重ねた株仕立ての古樹と造り手たちの再発見によって、深い果実味と鮮烈な酸を併せ持つ「地中海の新星」へと生まれ変わりました。
海沿いではモスカテルが芳香を放ち、アリカンテ寄りの山あいでは伝統の甘口フォンディリョンが今も静かに熟成を続けています。
パエリアの故郷の食卓とともに磨かれた、太陽と高地の味わい。港町千年の物語とともにお届けします。