ラツィオ
永遠の都ローマを擁するラツィオは、二千年にわたり「ローマの食卓を支えてきた」ワインの地です。
コッリ・アルバーニやボルセーナ湖を生んだ火山活動は、水はけの良い凝灰岩と火山灰の土壌を残し、フラスカーティに代表される白に、火打石を思わせるミネラルと心地よい苦みを与えます。
近年は、土着の黒葡萄チェザネーゼが「ローマの赤」として再評価され、傘松の並木が続く丘陵地帯で、少量生産の造り手たちが次々と頭角を現しています。
カルボナーラやポルケッタ、アバッキオ(仔羊)—ローマ料理の力強い味わいを二千年受け止めてきた懐の深さこそ、ラツィオの真骨頂。古代から続く火山の恵みを、日々の食卓でお楽しみください。