コレクション: シャンパーニュ デュヴァル=ルロワ

フランス - シャンパーニュ
69 Avenue de Bammental 51130 Vertus
⾰新的に質を追求するメゾン

1855年、⾮公式で⾏われた最初のシャンパーニュ格付けを⽬にしたシャンパーニュの商⼈アルマン・ルロワは、優れたシャンパーニュ造りにはブドウ栽培から醸造に⾄る⼀貫した品質管理が不可⽋と気づきました。

彼はパートナーとなる醸造家を時間をかけて探し、志を同じくするデュヴァル家とともに1859年、コート・デ・ブランの南、ヴェルテュス(Vertus)にデュヴァル=ルロワを設⽴しました。

その後、デュヴァル=ルロワ家は各地区にまたがる⽇当たりのよい丘陵地の畑を買い増し続け、6代にわたりメゾンを継承しています。 デュヴァル=ルロワでは、収穫後のブドウを新鮮な状態で圧搾するため、5つの村に16機の圧搾機を設置しています。

シャンパーニュ・メゾンとして初めてISO9002を取得し、徹底した品質管理システムを導⼊しました。

さらに再⽣可能エネルギーの投資を積極的に⾏い、太陽光電池パネルによる電⼒供給やオフィスや醸造内からの廃棄物を10年以上保証するリサイクル・マネージメントなどを実施しています。

またデュヴァル=ルロワは、すべてのキュベにおいて、ベースとなるワインの清澄に動物性⾷品(カゼイン(⽜乳由来のタンパク質)、ゼラチン、卵⽩など)を⼀切使⽤していません。

タンクと樽内でのワインの静置期間を通常よりも数カ⽉間延ばすことで、清澄化を⾏っています。

デュヴァル=ルロワでは、消費者の動物性⾷品に対する⾷物アレルギーに対応するため、20年以上に亘ってこうした取り組みを⾏っています。

有数のグラン・クリュ、プルミエ・クリュの所有者

デュヴァル=ルロワはグループ企業に属さないシャンパーニュの独⽴メーカーとして、モンターニュ・ド・ランスとコート・デ・ブランに200haのプルミエ・クリュ(⼀級畑)とグラン・クリュ(特級畑)を所有し、とりわけコート・デ・ブランでは、最⼤級のプルミエ・クリュの所有者として知られます。

良質なブドウを豊富に供給できるという利点は、NVキュヴェのクオリティの⾼さと安定した質にも⾒てとることができます。 

またデュヴァル=ルロワは、ネゴシアン・マニュピュランとしてオーガニック認証(Ecocert)を所有する⽣産者で、大手メゾンとして最初に有機認証畑のブドウからシャンパーニュをリリースしたメゾンでもあります。

キーワードは、「⼥性」「繊細さ」「気品」

1991年、若くして夫に先⽴たれ当主となったキャロルは、⼥性のサンドリーヌ・ロジェット=ジャルダンをシェフ・ド・カーブに迎え⼊れ、⼥性ならではの「繊細さ」と「気品」をキーワードに独⾃のスタイルと個性を追求したシャンパーニュ造りに⼒を注いできました。

同社の新しいアイデンティティを創造するものとして造られたプレステージ・キュヴェ「ファム·ド·シャンパーニュ(シャンパーニュの⼥性)」は、今⽇のデュヴァル=ルロワの象徴ともいえるシャンパーニュです。

グラン・クリュのブドウを瓶内で⻑期熟成させ、⼒強い個性を放ちながらも、エレガンスとフェミニンさに満ちた明確なアイデンティティを表現しています。 キャロルの足跡をたどり、今日、忠実かつ意欲的にメゾンの精神を受け継ぐのは、彼女の3人の息子、ジュリアン、シャルル、ルイである。 彼らは共に、フィネス、軽やかさ、エレガンスを備えたシャンパーニュを造り出し、人々の心に直接語りかけるシャンパーニュを造り出している。テロワールを尊重し、それを最大限に引き出す。フランスの創造的な伝統に敬意を表しながら、ガストロノミーの新しい担い手である愛好家たちと未来を創造している。