コレクション: プロ・ルカレール

フランス - ラングドック

【情熱と自然が織りなす、地中海の恵みを一杯のワインに】

オクシタン語で「小さな岩の台地」を意味するプロ・ルカレールは中世の城塞都市カルカッソンヌ南に位置する7haのドメーヌです。ジュリア・ジル-ウブリッシュとジュリアン・ジルの情熱的な2人は旧東ドイツ出身が率いています。

ジュリアはピック・サン・ルーのピエール・クラベルの元で研鑽を積み、その後ボルドーのシャトー・ラベゴルス、シャトー・シトランで修業。ジュリアンはブランクフォールでブドウ栽培と醸造学BTS を取得後、シャトー・バラトーとシャトー・モンラヴェで修業を積みました。

二人は一緒に何かを作り上げたいという思いからラングドックに移住を決意し、2006年に初めて2haの畑を購入し、さらに2011年リムーに5haを追加し、ワイン生産者としての新たな一歩を踏み出しました。太陽のもと砂岩と泥灰土で育ったカリニャンはまさに地中海の葡萄らしい繊細さ、スパイシー、そしてフレッシュな側面が加わります。

畑ではあらゆる化学物質の使用を厳格に制限し、最低限の使用に留めています。天候をチェックし頻繁に寄生虫や細菌の検査を実施しています。腐植土とオリゴ物質をベースにした自然配合肥料を用いてぶどうを丈夫に育て、土のエコシステムの活性化に取り組んでいます。

醸造過程においても、できるだけ自然な形をとっています。収穫の際は細心の注意を払い、葉やカタツムリの混入を避け、水分や腐敗したぶどうが混じっていないか細かく点検します。醸造は品種ごとに行われ、野生酵母を使用します。