【サヴォワの魂を紡ぐ、純粋に輝くテロワールの物語】
1850年に設立されたドメーヌ・ベルトリエはサヴォワ地方シニャンに位置し、1996年に5代目ドゥニが参画、2000年にディディエが経営に加わりました。
最初の15年間は非常に難しい年が続きましたが、2016年以降は11haの土地にジャケール、ベルジェロン、アルテス、モンドゥーズを全てオーガニックで栽培、2011年以降オーガニック栽培に切り替え、2020年に認証を取得、現在はビオディナミ農法を実践しています。
小区画単位のキュヴェを産出し、バラエティに富んだテロワールの特徴をより良く反映したワインを表現しています。ドゥニとディディエの兄弟は、サヴォワの丘陵地帯の最南端の急斜面にいくつかの区画を所有しており、この地形こそがブドウが育つ場所であり、醸造家たちは葡萄を手摘みで収穫、重力を利用して取り扱いを制限し、ワインを木樽、ドゥミ・ミュイ、アンフォラで熟成させて洗練させ、それぞれの発酵槽の利点を生かしています。
彼らの手がける白ワインはピュアでデリケート、一方、赤ワインは新鮮な果実味溢れる味わいです。サヴォワで最も素晴らしいワインを産出しており、特にサランのテロワールに植えられているブドウから造られるキュヴェは秀逸。ブドウの木は有機農法で栽培され、その結果、エアリーでクリスタルのようなワインが生まれます。