【エトナ最大級の土地所有者】
1930年代からエトナ山麓に、1865年よりカスティリオーネ・ディ・シチリアにブドウ畑を所有し始めたトルナトーレ家。現在は、標高 550~700mに60haのブドウ畑を持ち、エトナDOC で最大級の土地を所有しています。
畑は、ヨーロッパで最も標高の高い活火山であるエトナ山の北側に位置します。土壌は火山性で、溶岩の塊、灰、ラピリ(火山礫)から派生しています。気候は温暖で、ネブロディ山脈の影響を受けています。
収穫とブドウの選定は手作業で行われ、ワインはエトナの玄武岩が壁と床に敷き詰められた地下セラーで、オーク樽熟成されます。再生可能エネルギーを使用しており、ワイナリーは非常に近代的でありながら、環境への影響を最小限に抑え、周囲の環境を最大限に尊重しています。
また、オーガニックへの転換を図るため、ブドウ畑での化学物質を使用しない在り方を構築しています。