NUALA
ヌアラ
「マールボロ」「セントラル・オタゴ」のテロワールを純粋に表現
フランスの感性息づく、洗練されたエレガントな美食派ワイン
2010年、長年ワイン業界で経験を積んだ情熱的なフランス人により、世界的に名高いソーヴィニョン・ブランの銘醸地であるニュージーランドのMarlborough(マールボロ)に創設されたブランド『NUALA (ヌアラ)』。NUALAは、マオリ語で「純粋さ」を意味し、伝統と土地双方への敬愛を表現するエレガントで表情豊かな唯一無二のワインを造り出しています。シャープで研ぎ澄まされた酸、石灰質土壌由来のミネラル感、そして爽やかなアロマが調和したキュヴェたちは、ガストロノミーワインとして、その魅力を最大限に発揮。世界市場で高く評価され、様々な国の高級レストランで取り扱われ、強い存在感を示しています。
ロゴの「アンモナイト」は、何千年もの時を超えて育まれてきた土壌へのオマージュであり、『NUALA』が持つミネラリティ、清涼感、そして時を超えるような美しさを象徴しています。
2020年からは、ボルドー出身のPaul Martung (ポール・マルトゥング)氏がワイナリーを継承。ボルドーの有名シャトーや、オーストラリアの有機・ビオディナミ栽培の生産者のもとで培った精神性と技術を軸に、ニュージーランドの革新的な土壌を表現しています。
このボルドーで培われたエスプリと、ニュージーランドの土壌のポテンシャルのシナジーが生み出した『NUALA』。ボルドーに親会社を持つセパージュだからこそ、その新旧の融合が表現する感動を、ワインを通してお届けしています。

Paul Martung
ポール・マルトゥング
フランス、ボルドー出身。ボルドーのChâteau Smith Haut Lafitte(シャトー・スミス・オー・ラフィット)で培った「細部へのこだわり、献身、そして卓越性への飽くなき追求」は、今でも彼のワイン造りの指針となっています。後に、オーストラリアではWill Rikard-Bell(ウィル・リカード=ベル)と共に働き、徹底した非干渉主義的なアプローチを、Lowe Family Wines(ロウ・ファミリー・ワインズ)では、有機・ビオディナミ栽培を通し「思慮深く、介入の少ない農法がワインの更なる個性を引き出す」ことを体得。彼が育んできたオーセンティックな経験や信念、自然に寄り添う手法は、この魅力的な新天地ニュージーランドでのワイン造りに素晴らしいシナジーを生み、唯一無二のエレガントで奥行きのあるワインを実現しています。

Marlborough
マールボロ
1990年代から世界で高評価を博するソーヴィニョン・ブランの生産地である「マールボロ」は、近年世界中で注目を集めています。クラシックなソーヴィニヨンの中でも、ヌアラでは収穫を遅らせることにより、青くささの少ない、トロピカルで果実味溢れる、爽やかで飲み心地の良い白ワインを作り出しています。NUALAの「ソーヴィニヨン・ブラン」は、発売開始以来、世界の様々なレストランなどで取り扱われ、人気を博しています。

Central Otago
セントラル・オタゴ
現造り手のポール氏がドメーヌを引き継いでから、特に想いを込めている土地「セントラル・オタゴ」。世界最南端のワイン生産地であり、ニュージーランドには珍しく大陸性の気候。冷涼なこの地から生み出されるピノ・ノワールは世界中の人々を魅了しています。ポール氏もここセントラル・オタゴに非常に高いポテンシャルを見出しており、2022年ヴィンテージから、ピノ・ノワールの畑を拡大しています。
NUALA「リースリング」もこの土地で栽培されています。

ニュージーランドでワインを造る理由
◆ ニュージーランドワインの秘めたる魔法
「ニュージーランドのワインは、世界の多くの地域でまだ過小評価されています。これは驚くべきことです。なぜなら、これほどの魅力を持っているのですから。」
ポール氏にとって、ニュージーランドは秘められた可能性と驚くべき多様性に彩られた特別な地。ほんの数十年で、同国は世界屈指のワイン産地としての地位を築き上げ、実に幅広いスタイルと品種を、いずれも高い品質で表現してみせています。
「この短い年月でここまでの発展を遂げたことに、今なお深く感銘を受けています。ニュージーランドのワインは、信じられないほどの鮮やかさ、透明感、個性を備えています。」
◆ 香りの精密さとピノ・ノワールの底力
なかでもポール氏が惹かれてやまないのが、ニュージーランドのアロマティックな白ワイン。その魅力を「他にはない独自の力強さと鮮烈さがある」と表現しています。
「マールボロの凛としたソーヴィニヨン・ブランや、セントラル・オタゴのリースリング──どちらも、まるで電流が走るような感覚があります。」
また、彼の情熱はピノ・ノワールにも注がれています。とりわけセントラル・オタゴはポールが現在最も注力している土地です。
「この地のピノ・ノワールは、本当に美しく表情豊か。エレガントなアロマに洗練されたタンニン、そして熟成の可能性を秘めたしっかりした骨格。間違いなく、世界に誇れる存在です。」
商品詳細
リースリング 2024
品種:リースリング 100%
生産地:セントラル・オタゴ
サブリージョン:
Bannockburn バノックバーン, Cromwell Basin クロムウェル・ベイスン, Bendigo ベンディゴ, Gibbston ギブストン
醸造:
ブドウは手摘み。ステンレスタンクで低温発酵、20%はフレンチオークの古樽で発酵。ブレンドと瓶詰めの前に8ヶ月間熟成。
コメント:
ジャスミン、スイカズラ、柑橘類の複雑な香り。口に含むとピンクグレープフルーツ、リンゴ、白果実の風味が広がる。果実味が凝縮されたストラクチャーに引き締まった鮮やかな酸味とマンダリンピールの余韻が残る。
ペアリング:
サラダ、天ぷら、シーフード、スパイシーで香り高いアジア料理など
◆ポールが2020年末に参画してから、新たに作り上げたキュヴェです。
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ソーヴィニヨン・ブラン 2023
品種:ソーヴィニヨン・ブラン 100%
生産地:マールボロ
サブリージョン:
Awatere valley アワテレ・ヴァレー
Wairau valley ワイラウ・ヴァレー
醸造:
優しくプレスし、フリーランからハードプレスに分ける。可能な限りアロマティックなワインにするために、低温で長いアルコール発酵を行い、マロラクティック発酵の前に止める。ワインはテクスチャーを得るために細かい澱の上で熟成させる。清澄はせず、瓶詰め前に無菌濾過のみを行う。
コメント:
メロンと草原の花の愛らしいブーケに、フレッシュなライム、パイナップルの皮、パッションフルーツ、白いスパイスのニュアンス。爽やかで自然な酸味と、前面に出た果実味のバランスが美しく、複雑で適度に熟した印象が親しみやすく長い余韻。
ペアリング:
シーフード、サラダ、スパイシーなレシピに完璧にマッチし、柑橘類やガーリックベースのソースを引き立てる。ヤギのチーズやフェタチーズとの相性も抜群。
★Global Sauvignon Blanc Masters 2023 「銀メダル」
★PARIS WINE CLUB 2023 「銀メダル」 (2022VT)
★WINE ORBIT 93pt etc.
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ソーヴィニヨン・ブラン リザーヴ 2023
品種:ソーヴィニヨン・ブラン 100%
生産地:マールボロ
サブリージョン:
Wairau valley ワイラウ・ヴァレー (単一畑)
醸造:
ブドウは手摘み。オーク樽とステンレスタンクで野生酵母を用いて部分発酵。228L、500L、大樽2000Lのサイズ違い3種の樽で10ヶ月間澱とともに熟成し、ブレンド後に瓶詰めすることで、より複雑な味わい深いワインに仕上がっている。
コメント:
白い花、桃やアプリコット、柑橘類のコンポートの香り。テクスチャーは豊かで、白桃と白い花の層がミネラル感とほのかなトーストのニュアンスを伴う。爽やかな酸味が、濃厚で魅惑的な味わいを支え、長くエレガントな余韻へと導く。
一段階上のソーヴィニョン・ブラン、熟成にも非常に向いている。
ペアリング:
冷やしてそのまま、夏の終わりの食材などと合わせても美味しい。
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ピノ・ノワール 2022
品種:ピノ・ノワール 100%
生産地:セントラル・オタゴ
サブリージョン:
Wanaka ワナカ, Gibston ギブストン
醸造:
ブドウは風味と果皮の熟度を考慮し区画ごとに収穫。フレンチオーク(新樽10%)で熟成。マロラクティック発酵100%。ブレンドの後、ノンフィルターで瓶詰め。
コメント:
熟した赤いベリーとダークチェリーの味わい。上質なタンニンと心地よい穏やかな酸味によるエレガントでバランスの取れた構造、ジューシーな口当たり。味わい深く、余韻の長い魅力的なミディアムボディ。
ペアリング:
サーモン、鹿肉などのジビエ、カスレ、オリーブ添えの鴨肉、炭火焼きステーキ、マッシュルームリゾットなど
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ピノ・ノワール リザーヴ 2022
品種:ピノ・ノワール 100%
生産地:セントラル・オタゴ
サブリージョン:
Bannockburn バノックバーン
醸造:
ブルゴーニュのディジョン・クローンを中心に5つのクローンを栽培、風味と果皮の熟度に応じて区画ごとに収穫。野生土着酵母、一部全房酵母使用。色と香りを最大限に引き出すため、低温で浸漬した後、別々に発酵。フレンチオーク(新樽20%)で12ヶ月熟成、ブレンド後、ノンフィルターで瓶詰め。
コメント:
芳醇で濃厚なフローラルのアロマ、カシス、ダークチェリー、ブラックプラム、風味豊かなドライハーブのノート。胡椒のようなオークの風味と上質なタンニンを持ち、明確なテクスチャーと骨格を醸し出す。複雑で熟成ポテンシャルも非常に高い。
ペアリング:
ウズラ、七面鳥、アヒルなどの狩猟鳥、ニュージーランド産サーモン、豚肉、仔牛、羊肉、鹿肉など
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