【情熱と探求心が育む、唯一無二のトロのテロワール】
ワインとシュノーケリングに情熱を注ぐフランス人、アントニー・テリンが率いるドメーヌ。自分のプロジェクトを夢見て、世界中を探し回った後、2003年にトロに辿り着き、信じられないようなテロワールにあるこの古いブドウの木に魅了されました。
ワインが生まれた土地を最も忠実に反映したワインを提供することを哲学としており、自分の個性、情熱、経験、好奇心、文化をたくさん注ぎ込むことで、ワインの個性とスタイルを作り上げています。
ラ・ハラの畑はドゥエロ川に隣接するユニークで古い畑は、大西洋の影響を受けた極端な大陸性気候で、気温は-8℃から+40℃まで変化する半乾燥地帯という、例外的な気候と地質学的条件を備えています。
21haの自社畑の80%は樹齢45年以上で、接ぎ木なしで植えられたものです。樹齢100年を超えるグループもあります。残りは15年から45年の間です。
砂と小石の割合が高い深い土壌は水はけが良く、ブドウの根は必要な要素を求めて地中に沈むため、質の高いブドウの生産とテロワールの表現が可能になります。
この土壌のおかげで、世界でも数少ないテロワールでかろうじて保たれている、ロームというもうひとつの大きな特徴を保っています。またアメリカ原産の根を接ぎ木することなく、自根の樹もあります。
偉大な個性を持つトロのワインを造るため、2004年の設立当初から、伝統的な作業技術を用いながら、エコロジカルな方法でブドウ畑を耕作してきました。ビオディナミストではありませんが、正しい方向に向かう実践のためにインスピレーションを得ています。