【伝統と現代性の融合】
1930年代、ロジェ・トリボはシャンパンメゾン・ランソンのディジーとエぺルネのブドウ畑の管理者となり、1965年に退職するまでその職を務めました。
その間、彼は父レオンから受け継いだ家族のブドウ畑を運営し、ロムリーの丘陵地帯に土地を購入して畑を拡大。現在はロマン&シンディ夫妻がメゾンを受け継ぎ、2015年からは、かつて祖父ロジェが行っていたような木樽でのワインメイキングに特化し、「木樽との関わり」を軸にシャンパーニュ造りを行っ
ています。
それにより、複雑味のある昔ながらの誠実な味わいを生み出しています。ブドウはコート・デ・ブランのグラン・クリュのシャルドネと、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのムニエ、モンターニュ・ド・ランスのピノ・ノワールを使用しています。
シャルドネからは黄金色に輝くスケール感のある味わいを引き出し、ムニエからはマルヌらしい魅力を引き出しています。「人とブドウの関係」を尊重したワイン造りから生まれる各ヴィンテージは、ブドウ樹が生きてきた時間とロマン氏の感覚との対話を表現し、素朴で飾らない一貫した個性を映しています。