【超高地の冷涼なガルナッチャの魅力を開花させるプロジェクト】
アルト・オリゾンテ・プロジェクトは、アビラ県に位置するナバタルゴルド村とビジャヌエバ・デ・アビラ村を拠点としています。この地域は、リオ・アルベルチェ川の北岸と南岸に広がり、山岳地帯の地形がスペイン全土の中でも最もユニークで挑戦的なブドウ栽培地を形成しています。この地域では人口の減少に伴い古いブドウ畑の多くが失われ、新たな植樹が全く行われていない状況です。
シエラ・デ・グレドスでは地形の多様性のため、広大なブドウ畑を見つけることは不可能で、代わりにガルナッチャの古いブドウ樹が植えられた多数の小さな区画(マイクロパーセル)が点在しています。この地域はスペインにおけるガルナッチャ栽培地の中でも最も涼しく、1,100m以上と標高が最も高い産地の一つです。
アウレリオとミカエラの目標は、この地域に残るガルナッチャの古いブドウ畑を称賛し、それらがスペインのブドウ栽培の遺産にとって重要な存在であることを広めることにあります。
土壌は花崗岩で、区画ごとに深さが異なります。
ブドウの一部は全房のまま、一部は除梗して使用します。
醸造はコンクリートタンク、ステンレスタンク、フレンチオーク樽で行われ、野生酵母を用いた発酵、丁寧な抽出、石器容器での熟成、さらにはコンクリートタンクや大容量のフレンチオーク樽を活用してワインのオリジナルの特徴を保っています。