【世代を超えて受け継がれる情熱、自然と共に育むボルドーワインの真髄】
シャトー・ピュヤンシェは5世代にわたり家族により守られ、現在はBernadette(ベルナデット)とJoseph(ジョゼフ)・ARBO(アルボ)夫妻、そして彼らの子どもたちによって運営されています。
始まりは第一次世界大戦前、曽祖父Amand(アマン)の志からでしたが、彼の戦死を経て一時中断。家族の試行錯誤を経て、徐々に土地を取り戻し、1998年以降は夫妻が中心となり本格的なワイン造りが再開されました。
現在、51haの畑を持ち、フラン・コート・ド・ボルドーとカスティヨン・コート・ド・ボルドーの2つのアペラシオンで赤・白ワインを生産しています。
環境保全にも注力しており、殺虫剤不使用・硫黄剤50%削減を実現。
自然と共生する農法を実践し、ISO14001認証にも取り組んでいます。
収穫や剪定、芽かきなどは丁寧な手作業で行い、畑には芝生を敷いて生物多様性も確保。醸造は伝統的かつ最新の設備を併用し、赤はステンレスタンクで低温発酵、白はバリックで7ヶ月のシュール・リー熟成が行われます。
品質第一を貫くこのワイナリーは、「自然」「家族」「未来」への思いを込めて、真に美しいワインを生み出し続けています。