【テロワールを映し出す、エレガンスと情熱の結晶】
グザヴィエ・ブロジュは1998年にドメーヌ・テラス・デリーズを設立し、アニアーヌの優れたテロワールに、最初は僅か0.5haから始まりましたが、現在は約10haまで拡張しています。畑にはカリニャン、ムールヴェードル、シラー、サンソーが植えられています。
努力と情熱を注ぎ、テロワールに忠実な本物のワインを生み出すために必要なすべての要素を整えました。テラス・デリーズのすべてのキュヴェは、手摘みで収穫したブドウから作られており、収量は非常に少なく、わずか20〜25hl/haと非常に凝縮されたものです。そしてセラーではできる限り人為的介入を控えています。
これらのワインは、この地域では特に優れたフィネス、エレガンス、滑らかさ、フレッシュさ、一貫性、そして豊かなアロマを持つことで知られています。すべてIGPエローとしてラベル付けされていながらも、テロワールのアイデンティティを主張しており、中には単一でその品種の持つ本来の質を引き出す特長を持つものもあります。
若い状態でまだ味わうには適さないと判断した場合、素晴らしいワインとして出荷できるまで、時には数年間熟成させることも厭いません。
熟成には洗練されたタンニンを得るために、古樽あるいはステンレスタンクを使用。グザヴィエの造るワインは、果実味のしなやかさと芳醇できれいな味わいが口いっぱいに広がり、飲み手を魅了します。また、認証は取っていませんが、ビオロジックとビオディナミ農法を取り入れています。