コレクション: Château de Ricaud

フランス - ボルドー

シャトー・ド・リコー

 

ボルドー市の南、ガロンヌ川右岸のルーピアックの丘に、まるで物語の世界から抜け出したかのようなネオゴシック様式の城館がそびえています。シャトー・ド・リコー。その起源は15世紀に遡り、百年戦争末期の1452年、戦功をあげた騎士ベルナール・ド・ラマンサンスがガストン・ド・フォワにより叙爵されたことに始まります。現在の姿は1865年、ヴィオレ・ル・デュクの様式に着想を得た建築家アルフォンス・ブラキエールによる改築によるもので、樹齢300年を超える樹木が茂る庭園とともに、訪れる人を魅了してやみません。 

ワイン造りの黄金期を築いたのは、1872年にこの地を手にした実業家ウィリアム・ウェルズとその息子モーリス。彼らの造るルーピアックは1897年以降、パリ、ロンドン、ブリュッセルで数々のメダルに輝き、1950年代には「右岸のイケム(Yquem de la Rive droite)」と親しみを込めて呼ばれるほどの名声を博しました。 

シャトーの運命を変えたのは、一杯のグラスとの出会いでした。パリの高級レストランでシャトー・ド・リコー1929年を口にしたシャンパーニュの造り手アラン・ティエノは、その味わいに一目惚れ。1980年、ついにこのシャトーのオーナーとなります。そして2007年、1840年創業の名門ドゥルトのチームにその手腕を託し、大規模な再構築プランが始動しました。 

ブドウ畑は自然の円形劇場(シルク)の中に一続きに広がり、理想的な日照と水はけに恵まれています。詳細な土壌調査により、約50もの異なる土壌プロファイルが確認され、この多様性こそがリコーの複雑味の源泉となっています。総面積66haのうち白ブドウは10haのみ。テラ・ヴィティスおよびHVE(環境価値重視)認証を取得した責任あるブドウ栽培のもと、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンから生まれる白ワインは、区画ごとに最適な熟度で収穫され、温度管理されたステンレスタンクで醸造、澱とともに熟成されます。

シャンパーニュの巨匠の情熱と、ドゥルトの卓越した醸造技術。歴史ある古城の完全復活の物語は、いままさに佳境を迎えています。

【一杯のグラスから始まった、ネオゴシックの古城再生の物語】

ボルドー市の南、ガロンヌ川右岸のルーピアックの丘に、まるで物語の世界から抜け出したかのようなネオゴシック様式の城館がそびえています。シャトー・ド・リコー。その起源は15世紀に遡り、百年戦争末期の1452年、戦功をあげた騎士ベルナール・ド・ラマンサンスがガストン・ド・フォワにより叙爵されたことに始まります。現在の姿は1865年、ヴィオレ・ル・デュクの様式に着想を得た建築家アルフォンス・ブラキエールによる改築によるもので、樹齢300年を超える樹木が茂る庭園とともに、訪れる人を魅了してやみません。 ワイン造りの黄金期を築いたのは、1872年にこの地を手にした実業家ウィリアム・ウェルズとその息子モーリス。彼らの造るルーピアックは1897年以降、パリ、ロンドン、ブリュッセルで数々のメダルに輝き、1950年代には「右岸のイケム(Yquem de la Rive droite)」と親しみを込めて呼ばれるほどの名声を博しました。 シャトーの運命を変えたのは、一杯のグラスとの出会いでした。パリの高級レストランでシャトー・ド・リコー1929年を口にしたシャンパーニュの造り手アラン・ティエノは、その味わいに一目惚れ。1980年、ついにこのシャトーのオーナーとなります。そして2007年、1840年創業の名門ドゥルトのチームにその手腕を託し、大規模な再構築プランが始動しました。 ブドウ畑は自然の円形劇場(シルク)の中に一続きに広がり、理想的な日照と水はけに恵まれています。詳細な土壌調査により、約50もの異なる土壌プロファイルが確認され、この多様性こそがリコーの複雑味の源泉となっています。総面積66haのうち白ブドウは10haのみ。テラ・ヴィティスおよびHVE(環境価値重視)認証を取得した責任あるブドウ栽培のもと、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンから生まれる白ワインは、区画ごとに最適な熟度で収穫され、温度管理されたステンレスタンクで醸造、澱とともに熟成されます。 シャンパーニュの巨匠の情熱と、ドゥルトの卓越した醸造技術。歴史ある古城の完全復活の物語は、いままさに佳境を迎えています。