Sancerre Rouge 2022

栽培
区画：ヴェルディニー村とサンセール村にある、粘土石灰質およびマール土壌のブレンド。
土壌：カイヨット（サンセール産の石灰岩）とキンメリジャン期のマール（土着で「白い土」とも呼ばれる）。
植栽密度：1haあたり7,500株

樹液の流れを尊重したギヨー・プサール剪定
樹への配慮を大切にし、丁寧かつ精密な芽かき
土壌の鍬入れと耕作
有機的傾向を持ち、熟慮された合理的なアプローチ（殺虫剤、ダニ駆除剤、腐敗防止剤、除草剤は不使用）
手摘み収穫

醸造
コンクリート製の開放タンクへコンベアベルトを使用して運搬する。
果汁の酸化を防ぎ、収穫時の温度を管理するため、仕込みと同時にドライアイスでブドウを保護する。

ヴィンテージの特徴に応じて、約7日間の低温マセラシオン（低温浸漬）を実施。
その後、野生酵母での自然発酵により、約2週間かけて発酵が行われます。

ルモンタージュ（液循環）とピジャージュ（果帽を押し沈める作業）の頻度や方法は、ヴィンテージの個性や日々のテイスティングに基づいて決定され、主にルモンタージュが多く用いられる。

糖分がすべてアルコールに変換された段階でデヴァンタイユ（果帽と液の分離）を行い、圧搾果汁とフリーランジュースをブレンドしてコンクリートタンクに戻す。

マロラクティック発酵が自然に完了するまでの期間、約1年間熟成され、その後澱引きし、バルク（大容器）で静置。