Collection: Domaine de Panisse
【卓越したテロワールを守る、シャトーヌフのビオディナミスト】
ドメーヌ・ド・パニスは、15世紀(1472年)に建てられたプロヴァンス様式の建物で、6.5haのシャトーヌフ・デュ・パプの畑に囲まれています。この畑はドメーヌを取り囲む円形劇場のような地形を形成しており、シャトーヌフ・デュ・パプのアペラシオンの中心に位置しています。1924年に植えられた古木を含む、貴重な古いぶどう樹の恩恵を受けています。また、全体では13.5haを所有しており、7haはAOPコート・デュ・ローヌに位置します。
2020年4月、ヴァシュロン家はクロ・デュ・カイユからわずか2kmの距離にある畑を手にいれました。若い才能あふれる3人、マリルー、アクセル(南ローヌの有名な醸造学者フィリップ・カンビの下で働きながら技術研修を受けた)、アントワーヌ(サンセールのアルフォンス・メロや南アフリカのラドフォード・デールといった生産者のもとで研修を受けた)が、この卓越したテロワールの可能性を最大限に引き出すため、新たな歴史を刻む準備を進め、自分たちの個性を反映したワインを生み出しています。
ヴァシュロン家がこの畑に足を踏み入れた瞬間から、ドメーヌ全体をオーガニックおよびビオディナミ農法へと転換しました。これはすでに2007年からクロ・デュ・カイユで実践されていたものです。
このドメーヌの運営を引き継いだヴァシュロン家は、ぶどう畑だけでなく、ラベンダー、糸杉、オリーブの木も含むこの神秘的な土地を守ることを重要な使命としました。また、土壌に豊かな生物多様性を維持することにも尽力しています。