コレクション: ドメーヌ・ル・コント・デ・フロリス

フランス - ラングドック

【テロワールを忠実に表現し、食卓に響くフィネスとフレッシュさ】

ル・コント・デ・フロリスは、2000年に設立された小さなドメーヌで、約7haの畑を所有しています。コトー・デュ・ラングドック地区に位置し、ペズナ、コー、ガビアンの各コミューンにまたがっています。ドメーヌはペズナ村の中心部、アペラシオンの中心地にあり、ここでワインメイキングが行われています。2017年以降、エコセール認証を受けた有機農法と、デメテール認証を受けたビオディナミ農法を採用しています。

すべてのブドウ畑では、農薬、除草剤、肥料を一切使用せずに管理されています。収穫は12kgの小型ケースに手摘みで行われ、必要に応じて選別を行います。圧搾は手動で垂直式プレスを使用し、醸造は極力自然な方法で行われます。亜硫酸塩の使用を最小限に抑え、野生酵母で発酵を行います。ワインはオーク樽で少なくとも1年間熟成され、その後さらにタンクで熟成を行い、よりバランスの取れた仕上がりを目指します。

畑やセラーで極力干渉を控えることで、テロワールの個性を可能な限り忠実に表現しています。そのため、赤ワインにおいて、ヴィラフランシアンではグルナッシュ、炭素紀のシストではシラー、玄武岩ではカリニャンといった、特定の土壌のテロワールを最もよく表現する品種が大部分を占めます。

白ワインでは、気候に非常に適しているが知られざる品種であったカリニャン・ブランを中心に栽培しています。この品種は自然な酸を持ち、熟成が高くなっても甘ったるさのないワインを生み出します。

多様で断片化されたテロワールの表現を通じて、凝縮感や力強さよりもフィネスとフレッシュさを重視しています。ワインは食卓で楽しむために作られるものというのが彼らの哲学です。