【自然への情熱が生む、エレガントさが際立つシノン】
クロ・ラ・ニヴェルディエールは、ベルギー生まれのマルティーヌ・ビュデが2015年に、ロワールの中心部ボーモン・アン・ヴェロンに設立しました。
ラ・ニヴェルディエールはAOPシノンに7.5haの異なるテロワールがあり、シノンのクラヴァン・レ・コトーのコミューンに 4.5ha、ボーモン・アン・ヴェロンのクロ・ラ・ニヴェルディエールに3haを所有しています。
隣人であり “カベルネ・フランの調教師”とよばれ、「ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス」の特集でもシノン地区トップ評価のフィリップ・アリエからブドウ畑や収穫量の管理について学びました。
マルティーヌは素晴らしい気配りで細やかなオーガニック農業(現在転換中)を実践し、凶作やウドンコ病から畑を守ってきました。全ての発酵は野生酵母のみを使用し、円錐台形のコンクリートタンクを用い、ゆっくりと醸造します。
テロワールを尊重しバランスを維持すること、そしてエコシステムを大切にすることで素晴らしい畑を持続できると考えています。テロワールの特徴とその年の気象条件を活かしながら土壌を整え、畑を耕作。収穫は果実の成熟度に従い、区画単位に手摘みし、果実の選別は畑で行った後、醸造前にセラー内で行います。
日々確認することできれいなタンニンが溶け込んだストラクチャーを感じられるワインに仕上がります。十分に熟した赤果実のアロマと見た目にも美しく素晴らしいルビーの色合いが魅力で、彼女の造るワインはエレガンスそのものです。