1870年創設。モンペリエの北から40キロのラングドック地方に位置しています。土壌は乾燥し石が多く、石灰石質あるいは石灰質粘土、ワイン造りには完璧な気候で日中は暖かく、夜間は冷涼で良質なぶどう栽培に最適です。Gilles Palatan(ジル・パラタン)は、戦時中からの家族農園として地元の農協にブドウを売る代わりに、自身でのワインを造るため2000年直前に、2人の甥であるパトリックとティエリーの助けを借りることにしました。毎年、ジルはワインの品質を絶え間なく改良し続けています。彼の持っている樹木の一部はAOCに分類されますが、より自由な生産方法を求め、敢えてペイドックIGPを選びました。彼のワインへの成功は常にチームワークを大切にし、各チームのメンバーへの配慮を怠らずに行うことに重きを置いています。また南フランスの他の生産者は使っていない新しいオーク樽の使用、年代物のワインの造り方を知っています。彼のワインは、どれもとても香り高く個性があり、ガストロノミーに適したフレッシュで、とてもバランスに優れています。ミニマルなアプローチに徹し、全てのワインはオーク樽で熟成させます。 通常 1/3に新樽を使用。そのため、非常に明確でピュア、すぐに美味しく飲める一方、数年寝かせることもできるワインが誕生します。
テロワール
ワイン造り