【モーリー本来のテロワールをエネルギッシュに表現】

クロ・デル・レイは、約200年前にモーリーの高地にある家族の土地で始まりました。これは、天然甘口ワインで知られるこのテロワールを、代々のモンタニエ家がさらに豊かにしてきた物語であり、この土地には他にも多くのワインの宝が隠されています。

父から子へと受け継がれたブドウへの情熱と、土着品種を引き立てたいという願いに駆られたモーリーの地元出身者たちは、この土地に流れるエネルギーを感じさせるワインを通じて、その多彩なアロマのパレットを飲み手に享受したいと考えています。

保護された自然区域の中心に位置するこのドメーヌの畑は約12haに広がり、標高300mに位置します。カリニャンとグルナッシュが優雅に共存しながら、地質学的・自然的な多様性に染まり、このテロワールの豊かさを象徴するワインへと成長していきます。

モーリーのテロワールは、泥灰岩や黒い片岩の丘陵地に広がっています。ガリーグや畑が鮮やかな色彩を添えるこの土地は、風と太陽、そして独特な地質によって特徴づけられています。この地質が、この地を無限の実験の場とし、他にはない豊かな特徴を生み出しています。

この古の土地を享受し、その地で自分自身の物語を紡ぐこと。ブドウの樹が誕生し、成長し、ボトルへと至るまでの道のりを語ること。クロ・デル・レイのワインは、土壌、労働、植物、そしてそれを形作った人間たちの個性を映し出すものとして存在しているのです。