ヴィノス・デ・マドリード　ガルナッチャ 2018 パラヘス・デ・ロス・ヴィドリオス

栽培

ブドウはCadalso de los Vidrios(カダルソ・デ・ロス・ビドリオス)とSan Martín de Valdeiglesias(サン・マルティン・デ・バルデイグレシアス)の複数区画にまたがる20haの畑から収穫される。

ブドウは樹齢60〜100年、標高800〜900mの花崗岩由来の貧しい砂質土壌に育ち、有機農法とビオディナミの原則に基づき、環境に非常に配慮した方法で栽培されており、畑では馬も使われている。

醸造

醸造はブドウを潰さずに房ごと使用し、そのうち50％は全房発酵。

発酵前の低温マセラシオン（12℃）は4日間行い、香りの抽出を目的としている。

発酵は22℃でステンレスタンクとコンクリートタンクで行われ、天然酵母が使われ、ブドウ本来の個性を引き出している。マロラクティック発酵は500Lのフレンチオーク樽で自然に行われ、最終的な熟成は500Lのフレンチオーク樽で9か月間実施（1〜6回使用樽）。